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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2006年12.5周年特別号


犬の謎(12・5周年を迎えて)

  店の入り口に犬の置物がある。
時々、「何、この犬?」と聞かれる。 不思議な存在のようだ。

店をする時、
「すごく可愛い犬の置物があったけど、高かったのであきらめたわ」
と話したら、友人が開店祝いに届けてくれたのだ。
けっこう重いので毎日の出し入れは、女性には負担である。
バブル後の失われた日々を振り返る間もなく走るうちに、
いつの頃からか、戴き物だから大切に置いているのだと
思い込んでいた。

 ある時は頭をなでてもらい、ある時は誰かの名前で呼ばれ・・・
連れて帰りたいと所望されたこともあった。 
女の子の足りない時はお客様のひざに抱かれ、
店が終わってから見るとちゃっかり口紅が塗られていたりした。 
友が新地を去り涙した日は私の横にいた。

 今年ひと干支がめぐり、思い出したのです。
12年前の戌年(いぬどし)の一月十七日に森口は開店したのでした。
犬は安産子だくさん、森口が安らかに発展するように願った友の心。
一周年は」かの大震災で崩壊し、3月にはサリン事件が起こり、周年ができたのは6月。 
1・5周年になっていました。

6月19日(月)〜23日(金)
おひとりお一人の支えを思えば、なお感慨深い12・5周年を迎えます。

麗子


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