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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2006年2月号


  国家の品格

 先頃「三丁目の夕日」という邦画が話題になりました。
昭和30年代の日本の町並みがCGでリアルに描かれていたようで、語る紳士の面々も少年のような顔になっているのが印象的でした。
 東京タワーの出来たのが昭和33年です。
昭和37年、中学3年の修学旅行は東京でした。
もちろんメーンは東京タワーで、お土産はタワーのペナントに小さな塔でした。  
                               
それから39年の東京オリンピック。 45年の大阪万博。
戦後日本の高度成長を促した三本柱でしょうか?

 今日、右肩上がりの経済成長に浮かれ「日本が失ったもの」は大きいと言われます。
2月19日の深夜、盛り上がらぬトリノを見ずに「エンロン」という映画を見ました。
全米一、世界一の虚業を目指した、巨大エネルギー産業「エンロン」の崩壊を描いたもので、今の日本はまさに大小のエンロンを生みつつあり「怖いことだ」と改めて正道を着実にと思いました。
今こそ新田次郎と藤原ていの御子息にして、数学者の藤原正彦氏が書かれたという「国家の品格」を読んで、美しい日本の精神を復習しなおす時かな、と思うのであります。

荒川静香選手の舞は「国家の品格」にふさわしい、凛として美しい金の舞でありました。(感動!)

麗子


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